2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

■ポスト安倍の行くへ

一年後に迫る自民党総裁選に向けて党内の政局が慌ただしくなっている。安倍4選が囁かれる中で、政権の支持率が落ち込みポスト安倍レースが白熱してきた。今回はポスト安倍、ポスト安倍の次を見越した自民党内の政局について分析していく。 ●平時の岸田文雄、…

■2020都知事選考

まず、今回の都知事選は小池の一本勝ちという結果に終わるだろう。コロナ対策及び危機対応時における、現職候補の落選の可能性は極めて低い。また、与党の自民党、公明党が候補者、公認を出さずに自主投票を決定している。前回の都知事選での恨み節がある自…

■沖縄慰霊の日

●沖縄戦に対する本土の認識不足 四年前に高校時代の野球部の先輩と沖縄を訪れた。初日の夕方、先輩達は沖縄の忠霊塔のある公園に車を止めて肝試しをやると言い出した。私は沖縄戦の犠牲者の前で、そのような敬意を失した行為はできないと思って先輩にたてつ…

■選択的夫婦別姓について

稲田朋美が次を見越してシフトを大衆に広げている。これに対して自民党内に新たな保守勉強会が立ち上がった。稲田のリベラル化で顕著なのが選択的夫婦別姓容認である。僕は選択的夫婦別姓には断固反対。もし、別姓が導入され、別姓世代が数代にわたって…

■ドイツの政治教育を問う

●なぜドイツなのか 社会的争点から考える政治教育 近藤孝弘『ドイツの政治教育』岩波書店、2005 現実の政治を理解し、批判し、参加する能力を市民が身につけることは民主主義社会の 形成には欠かすことのできない基礎であり、そのために市民は教…

■ベルリン陥落にみるナチスの優生思想

映画『ヒトラー最期の12日』は第三帝国の崩壊をベルリン市街戦と地下壕の生活を中心に扱っている。ヒトラーの秘書を務めたユンゲの証言を元にしたナチス中枢の末期を描く作品である。 ●ナチズムの優生思想 この映画はナチスドイツのファシズムと優生思想の拡…

■宏池会政権は成し得るか

大平先生はじめ宏池会OBは今の安倍政権をどんな気持ちで見ているのだろうか。政権発足からとどまる事を知らない財政支出に安保関連法。。 皮肉な事だが古賀先生と野中さんが安倍にフリーハンドな政治を与えてしまった。二人の最大の功績は公明党の抱き込みと…

■北朝鮮拉致問題について

先日、拉致家族会の横田滋さんが亡くなられた。安倍政権の元で北朝鮮との拉致問題は硬直状態が続いている。拉致問題は既に1980年代から政治問題となっていた事を考えると余りに遅きに失したと言わざるおえない。もともと1980年代から90年代初頭まで日本での…