■選択的夫婦別姓について

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稲田朋美が次を見越してシフトを大衆に広げている。これに対して自民党内に新たな保守勉強会が立ち上がった。稲田のリベラル化で顕著なのが選択的夫婦別姓容認である。僕は選択的夫婦別姓には断固反対。もし、別姓が導入され、別姓世代が数代にわたって続けば家系は確実に混乱して、日本のよき伝統である戸籍制度、家族制度は瓦解し、祖先と家族・親と子を結ぶ連帯意識や地 域の一体感、ひいては日本人の倫理道徳観にまで悪影響を及ぼすものである。 


選択的だから別姓にしたい少数者の意思を尊重するために選択的夫婦別姓制度を導入してもいいのではないかという意見があるが、この制度を導入することは、一般大衆が持つ氏や婚姻に関する習慣、社会制度自体を危うくする。別姓を望む者は、家族や親族という共同体を尊重することよりも個人の嗜好や都合を優先する思想を持っているので、この制度を導入することにより、このような個人主義的な思想を持つ者を社会や政府が公認したようなことになる。現在、家族や地域社会などの共同体の機能が損なわれ、けじめのないいい加減な結婚・離婚が増え、離婚率が上昇し、それを原因として、悲しい思いをする子供たちが増えている。選択的夫婦別姓制度の導入により、共同体意識よりも個人的な都合を尊重する流れを社会に生み出し、一般大衆にとって、結果としてこのような社会の風潮を助長する働きをする。

 


選択的夫婦別姓制度導入論者は、夫婦の都合は述べるが、子供の都合については何も考慮に入れていない。一体感を持つ強い絆のある家庭に、健全な心を持つ子供が育つものであり、家族がバラバラの姓であることは、家族の一体感を失う。子供の心の健全な成長のことを考えたとき、夫婦・家族が一体感を持つ同一の姓であることがいいということは言うまでもない。大人の権利を声高に要求して子どもの権利を放棄するのは許されない。家や墓を壊そうとする姿勢は仏教の教義にも反する。

 

ついては、国民の中に広くコンセンサスができていると認められない今日、民法を改正 して日本の将来に重大な禍根を残しかねない「夫婦別姓制」を導入しないよう要望する。