2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

■この国のかたち〜紀元節、天長節

●建国記念日 世界で「建国記念日」を法律で定めて祝日とする国家は多いが、何をもって建国記念日とするかは、国によって異なる。日本では、建国の日が明確ではないため、日本神話を基に、建国を祝う日として「建国記念の日」が定められた。 2月11日は、日本…

■この国のかたち〜節分

■節分 本来は季節の分かれ目の意味であり、二十四節気の立春、立夏、立冬の前日をさす。その中でも、旧正月に近い立春の前日がもっとも重要だとされており、現在では立春の前日のみを節分と称する。 ●豆まき 節分の夜には炒った大豆を一升瓶に入れ…

■この国のかたち〜小正月

■小正月 1月15日を中心とする時期を小正月といい、この時期にどんど焼きや繭玉など様々な行事が行われる。いずれも農耕に関わる儀礼でこの時期に模擬的に農作業を行い、あるいは豊作の様子をつくることによって秋の実りを予祝するものといわれている。 ●ドン…

■この国のかたち〜成人式

■成人の日 成人の日は、昭和23年に作られた国民の祝日に関する法律で「1月15日は大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と定められた。成人を祝う習俗は、各地でそれぞれ決まったやり方で行われている。しかし、それは必ずしも…

■この国のかたち〜七草粥

■七草粥 正月七日の朝七草粥を食べて祝う行事。正月のご馳走で肥えた舌を休める行事である。七草の種類は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)であるが、全て入れることは稀で、地域によってまちまちである。また…

■この国のかたち〜正月

■正月 ●正月の準備と年越し正月の行事は元日を中心とした大正月と1月15日を中心とした小正月があります。暦の普及と共に元旦に歳神祭りや公的な儀礼が行われるようになりましたが、稲作農耕を営む人々の間には農作業にとりかかる適期である満月の日を重視す…